蔡國華作品展 祈り・原点Part.2

 

アートスペース画空間での蔡國華作品展の2014年最後の締めくくりとして、今年開催された蔡國華作品展の中より「原点」「祈り」2つの作品展を融合させた展示を行います。ーアートスペース画空間

会期
2014/12/01ー2014/12/06
会場

アートスペース画空間

〒104-0061 東京都中央区銀座2-11-18 銀座小林ビル3F
03-3546-3377
http://www.a-kukan.com/


祈り

蔡國華は「祈り」と題した作品を長年制作してまいりました。
それは彼の「何来何去(人は何処から来て何処へ行くのか?)」という壮大な制作テーマの一部でもあり、見る人全てにそれぞれの「祈り」に思いを馳せてもらいたいという願いでもあります。

 

2014年9月蔡國華作品「祈り」より


When one is helpless, being at a loss what to do, one simply joins hands in prayer. When one knew what happened in Hiroshima, in Nagasaki, and what the Great Earthquake did in March 2011 Somewhere on this earth there are still conflicts going on. People all over the world are still praying to lament, for peace, everywhere, anywhere. When they pray with a whole heart, there are no boundaries of skin colour and of borders. They simply join their hands in prayer.

原点Part.2

80年代、上海。蔡國華が画家を目指す17~18歳の時、毎日のように街に出かけてはそこにいる人々をモデルにデッサンの練習をしました。不安と苦悩と希望の入り交じった瑞々しくも渾身の線…蔡國華の原点ともいうべきこれらデッサンの数々の一部を展示いたします。当時の紙、当時のコンテにこめられた熱い想いがここに蘇ります。

2014年4月<原点>蔡 國華 青春期のデッサン展 Part.1より