漢字の絵本は漢字の学習のページと、かんたくん・ことはちゃんという双子の兄弟とその家族の日常の様子の絵のページで構成されています。
漢字をどのように使うか?ということが自然に読者の子どもたちに伝わっていくことができればという願いのもと、著者である下村昇先生から沢山のアイデアを頂きながら、絵の制作を担当させて頂きました。
お話のアイデアを練りながら「この漢字は、こんな使い方もしていたんだ!」と改めて気づかされることもしばしばでした。この本の絵は手描きで制作したのですが、その時間の中で色々な考えや、絵で伝えることの責任を感じながら筆を動かしていました。
漢字を学び始めた子どもたち・海外の方々にもこの本が漢字学習の楽しい入り口となればと思っています。